事業者ローン勤務先連絡あり?在籍確認が気になるなら事業者ローンがおすすめ
事業者ローンとは、事業者向けのローンのことです。
お金を借りられる人は自営業者やフリーランスの人と限られており、用途も事業のためとなっています。
このローンにかぎらず、様々な審査を行う際にあるのが在籍確認です。
これは会社や個人名に対して電話をかけ、実際にその電話番号が使われているかどうか、
その電話番号をかけて本当にその会社や本人が出るかどうかということなどを確認します。
在籍確認が不安、という人のために、もう少し詳しく紹介しましょう。
在籍確認を行うことで起こるのは、まずは電話です。これは特に本人名義の申込者電話番号、会社名義の電話番号にかかってきます。
フリーランスの人の場合は事業名義とプライベートの電話番号を分けていないという人もいるでしょう。
この場合は一回の電話で確認が終わる場合がほとんどですが、
中には本人確認用の電話と事業所用の電話ということで二回電話がかかってくるケースもあります。
中にはレンタルオフィスなどに電話がかかってくることや、代表番号にかけた電話はそのまま従業員にかかるとなっているところもあるでしょう。
この場合でも、電話口で会社名を名乗って電話があり、その会社名や事業者名が出てくれば問題ありません。
フリーランスでレンタルオフィスを借りている場合、電話がかかってきても大体のレンタルオフィスの電話サービスはその企業名を伝えます。
レンタルオフィスの制度によっては事前に電話があるかもしれないことを伝えるといいでしょう。
次に、在籍確認で伝えることですが、かなりあっさり終わります。
まずは本人確認の場合です。
本人確認の場合、電話に出て本人だと確認し、その後に名前と住所、生年月日などの確認になります。
この時、電話口で住所や名前を教えることになります。このため、周囲には人がいない環境などのほうが好ましいでしょう。
電話が取れない場合は留守電などで対応するようにしましょう。
特定の電話以外は受電しないようにしている設定や「この電話は現在使われておりません」というアナウンスを無効に聞かせてしまうと、
本人確認ができず審査落ちになってしまう可能性もあります。
在籍確認の場合、全くの個人なら本人確認の際に行われることもあります。
この場合も住所や氏名などを告げることが多いでしょう。
会社名義の電話番号がちゃんとあり電話応対をする人がいる場合、その電話応対をする人から取り次いで貰う方法があります。
この時は本人が電話口に出れば確認が完了されます。
また、電話番号がちゃんとあり本人がすぐに出た場合も同様に確認できたとなります。
ちなみに、本人がいなくても確認ができる場合があります。
これは電話口で応対する人が「その方は本日お休みを頂いております」とか
「あいにく打ち合わせ中で電話にでることができません」などというように、
電話には出られないが在籍はしている、という返答をした場合です。
この場合、在籍しているということが確認できればいいのですから、これでも十分確認となります。
このような返答なら確認は取れることになり、審査は次の段階へ進みます。
このため、必ずしも本人が電話口にいる必要はありません。
在籍確認の場合は社員や他の人が電話応対をしても十分審査に通るのです。
ちなみに、このような電話での確認はある程度審査が進んだ段階で行われます。
これは社内審査・信用情報開示などの後に行われるため、
あとはこの審査だけで借り入れ内容や借入額、利率などが決まるということになります。
ある程度審査が進んだ段階ですから、通った可能性も高くなっているのです。
気をつけたいのはその応対でしょう。電話口で住所や氏名の変更、申込内容の変更などは一切出来ません。
向こうから電話がかかってくるのはあくまでも確認のためですので、それ以外のことは何一つできません。
応対が悪い・スムーズではない場合も審査に落ちる可能性があります。
これは間違いがあるということではなく、
例えば応対を間違えて「そんな人はいません」となると確認が取れず審査落ちしてしまうことがある、ということです。
また、電話口で借入額のことや希望条件などを問い合わせたり、審査状況の進行状況などを確認することもできないのです。
ある程度は審査が進んでから電話があるものですが、
それが必ず審査が進んでいることを確認するものではないということもあります。
とはいえ、あまり気を張るのもよくありません。
緊張して間違った返答をしてしまうと虚偽の申し込みを疑われますし、審査内容にも影響してきます。
ごく普通に応対すればいいのですから、あまり気負わずにいるといいでしょう。
大体の場合は電話での確認が一回で終わるのが事業者ローンの嬉しいところです。
ただし、だからといって電話応対を適当にしてしまうのも困るものですから、そこはしっかりしておきたいところでしょう。
こういう確認はけっして怖いものではありません。緊張はするかもしれませんが、落ち着いて確実に行うといいでしょう。